ミネラルの働き

私たちの生命は2千種類を超える酵素に支えられています。有名なところでは「消化酵素」がありますが、この酵素があって、はじめて私たちは食べ物を栄養として利用できます。また、細胞の中で栄養がエネルギーとして利用される時にも酵素が働いています。人間のカラダは栄養を取り入れ、老廃物を排泄しますが、その過程の一つ一つに関わっているのが酵素であり、その酵素の働きを助けているのが補酵素とも呼ばれるミネラルなのです。
 つまり、ミネラルが不足すると酵素が順調に働かなくなるということです。
 私たちの食べた物は、唾液のアミラーゼでデンプンが分解され、胃液のペプシンでタンパク質が分解され、十二指腸のリパーゼで脂肪が分解されてカラダに吸収されています。これらの分解・吸収にはすべてミネラルが必要で、極端な例えになりますが、ミネラル無しでは、これらの食べ物を分解・吸収することすらできなくなってしまうのです。
 また、酵素には前述の様な「消化酵素」だけではなく、最近、何かと話題の「活性酸素」を無毒化するSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ=抗酸化酵素)もあります。これが働くためにもミネラルは不可欠なのです。
 活性酸素は病原菌などを殺菌する有用な物質ですが抗酸化酵素が働かずカラダの中で増え過ぎてしまうと病原菌だけではなく私たちのカラダ自身も攻撃するようになります。ガンをはじめとする生活習慣病の85%は活性酸素が原因で起きているとも言われ、遺伝子を傷つけるとガンになり、すい臓を傷つけると糖尿病、血管を傷つければ動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中・アルツハイマー病などが生じます。その他にも肝炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、アトピー性皮膚炎、白内障、関節炎、お肌のシミ・シワも活性酸素から起きてしまうのです。
 一方、私たちのカラダは一定の体温を保ち、体液の酸性・アルカリ性のバランスを取って維持していますが、これもミネラルのおかげで成り立っているのです。

最新の研究でミネラルの効果が分かってきた

 ミネラルは100種類近くあり、それぞれが特有の働きを持ち、いくつかのミネラルは助け合って働きます。現代の医学で、その効果 が立証されているものは、まだわずかですが、それでも難病の改善に非常に期待のできるものが数多くあります。

・バネジウム

・亜鉛

・クロム

・カルシウム

・カリウム

・セレン

・マグネシウム

・マンガン

・鉄

・銅